株主・投資家の皆さまへ

理念
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 株主の皆さまにおかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。当社の第57期(2022年3月1日から2023年2月28日まで)の事業活動の概況をご報告申し上げます。

当期の概況について

 当期につきましては、新型コロナウイルス感染症が収束に向かうも、円安の進行や世界的な原材料価格の高騰を背景とした急激な物価上昇など、不安定な経済状況下で事業を進めてまいりました。

 かかるなか、分譲マンション販売につきましては前期より順調に契約を獲得しており、計画比21戸増の681戸を引渡しました。また「ワコーレザ・神戸旧居留地レジデンスタワー」など高価格帯の物件が多かったこともあり、売上高・利益ともに計画を大きく上回りました。

 戸建て住宅およびその他不動産販売につきましては計画を下回り、不動産賃貸収入につきましても大規模修繕を先行実施したことにより前期比減益となりましたが、売上高は42,712百万円、当期純利益は2,382百万円といずれも過去最高の業績となりました。

次期の見通し

 不動産業界におきましては、世界的な原材料高による建築コスト高騰の影響や日銀の緩和政策などを注視する必要がありますが、住宅ローン金利は低位で安定しており、住宅関連を中心に総じて底堅く推移しております。

 当社においては次期に竣工を予定している分譲マンションのうち、戸数ベースで8割程度の販売契約を確保していることから、通期計画の達成を見込むとともに、事業エリア拡大に向けた大阪府下や姫路市内での販売活動も継続して、企業価値の向上に努めてまいります。

株主還元、配当方針について

 当社は株主様の長期的な利益の維持拡大を重要な経営目標と位置付けており、安定した配当の継続を通じて株主様への還元に努めてまいります。当期につきましては過去最高収益となったことを踏まえ、前期比10円増配の1株当たり50円の配当(中間配当22円を含む)といたしました。次期につきましても50円(中間配当25円を含む)を予定しております。今後とも堅実経営と安定配当を基本に株主の皆さまへのご期待に応えてまいります。引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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